保育園児がお仕度できるようになる6つのポイント
2020-02-03
入園シーズンが間もなくやってきますね。保育園に通い始めると毎日のお仕度が大変です。手拭きタオル、着替え、うがい用のコップ、汚れもの袋、これに加えてトイレトレーニング中であればパンツの予備やズボンの予備など準備物はたくさんです。
3歳になったら子供にお仕度してもらう 3歳になると「お手伝いしたい期」がやってきますよね。そのタイミングで子どもが自分でお仕度できるように家の中の環境を整えましょう。今回はリビングダイニングキッチンでお仕度が完結する6つのポイントをお伝えします。
1.かばん・上着置き場を決める
玄関周辺にかばんと上着を置くスペースを決めましょう。ここでポイントになるのが子供が片づけやすい高さです。
●手を伸ばせば届く高さ 【身長】×1.2 の高さ(身長95cmなら114㎝)
●目線の高さ 【身長】×0.9 の高さ(身長95cmなら85.5㎝)
大人だと手を伸ばしながらでも簡単にできることも、子供にとっては意外と難しいことも。
子供の【目線の高さ】もしくはそれ以下でスペースを設けましょう。
2.ワンアクション収納
上着をハンガーにかけるひと手間さえも子供にとっては毎日続けるのが難しいものです。保育園の収納を参考に引っ掛け収納を取り入れてみましょう。
子供の目線の高さにかばんをかけるフック、上着をかけるフックを用意します。 ワンアイテムにつき1つのフックを用意すると子供でもかけやすいです。
上着はフックにかけやすいようにリボンやひもで少し大きめのフープを作ってあげるとスムーズです。
3.持ち物はまとめて1か所収納
家の中のあちこちからモノを集めてお仕度するのは大変なので、基本的に必要な持ち物は1か所に集約します。引き出しごとにゆったりとスペースを区切りワンアイテム・ワンブースにすると取り出しやすく、子供でも元に戻せます。
ポイントはゆったりとスペースをとって区切ること。綺麗に畳んで入れないと入らない収納だと子供は戻せません。 パンツは畳まず重ねるだけ。手拭きタオルも2つ折りに畳むだけなど。子供ができるレベルに合わせた収納を心がけると乱れにくいです。
4.お仕度スペース
おすすめはリビング。ラグの上や畳スペースなどにかばんの中身を出して広げられるスペースが良いです。「汚れもの→洗濯機」「コップ→キッチンシンク」「おたより→ダイニングテーブル」と子どもに分けて運んでもらいます。
子供は配達屋さん気分で楽しそうです。 「コップ→キッチン」でキッチンへ行く際に明日持っていくコップを指定場所(我が家では冷蔵庫横のフックが指定場所でコップ袋に入れてかけています)から持っていきかばんへ。
あとは1か所にまとめて収納してある手拭きタオルや着替えを入れてかばんをフックにかければ荷物の準備は完了です。
5.お着替えカゴ
女の子ならではかもしれませんが・・・「これは着たくない。あっちを着たい。」と朝からひと悶着。
明日着る服を選んでもらってお着替えカゴにセットするだけで朝のひと悶着がなくなります。
6.慣れてきたら声掛けだけでOK
はじめはお仕度の仕方やかばんにいれるものなどを確認しながら一緒にお仕度しますが、慣れてくると声掛けだけでできるようになります。
「自分でできた!」が嬉しいこの時期にお仕度をマスターしてパパママもお子さんもHAPPYに過ごせるといいですね。
文:おはら
コメントを残す