アフリカの話 2008年9月27日
こんにちは! 総務&経理スタッフの松下です。
前回予告した通り、今回はアフリカで難民支援の仕事を
アフリカ諸国が飢餓と貧困とエイズに苦しんでいる
のは世界中、知らない人はいないほど。
何とかその状態を改善しようと、国連、先進諸国、
NGO、NPO等々、数え切れないほどの組織と人員が
もう何十年も前から日々努力しています。
でも、だんだん良くなってきた、という話は
聞きませんよね?
内戦の激化、AIDSの拡大、地球温暖化による異常気象
等もあって、逆にドンドン悪くなっていっているのが現状のようです。
では、なぜアフリカ支援がうまく行かないのでしょう?
アフリカ住民についてのエピソードをいくつかご紹介します。
① アフリカ中西部のセネガル。
友人が11年前に初めて参加した、住民の生活安定のためニワトリを飼育して卵を採ることを
教えるプロジェクト。 鶏舎も完成し、飼育の仕方等もキチンと教えた。
住民たちはとても素直でよく言うことを聞くし、このプロジェクトは成功間違い無しと思われた。
『じゃあ明日からは教えた通りに自分たちでやって下さい』と言った次の日に何が起きたか?
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住民たちは先を争うように夜明け前から
鶏舎の鍵を壊してニワトリを捕まえて
徒歩6時間かかる市場へ行って売ってしまった。
② 町の映画館で "タイタニック" を上映。 でも観客の反応は日本とは大違い。
船からツバを吐くシーン、殴り合いのシーン、沈没前に人が次々と船から落ちていく
シーン等を見て場内大爆笑。
それ以外は何の反応もなく、見終わって涙を流している観客など皆無。
③ 初めて支援に入る村に到着。アフリカはどこに行っても先進国の人間にはとても従順。
まず村の長老に挨拶。 長老の第一声、『ようこそ来て下さった。ところで、あなたたちは
私たちに何を持ってきてくれたのか?』
彼らにとって先進国の人間は、"何かモノをくれる人たち"。
だから、よく言うことを聞きますが、何もくれないと分かると全く相手にしない。
彼らの自立を支援する、というような時間のかかるプロジェクトには協力的ではありません。
④どの村へ行っても、男は1日中ブラブラしているだけ。
昼間っから地酒を飲みながら井戸端会議をしたり、
その反面、女の人は夜明けと同時に起き出して、
食事の用意、洗濯、畑仕事と大忙し。
子供たちも水汲みや家畜の世話で頑張ってます。
1日中ゴロゴロして狩りも子育てもせず、メスが
仕留めた獲物を食べて生きているオスライオンと
同じような生活だそうです。
⑤彼らは "持っている人が、持っていない人に分け与える" "助け合う"という文化が
あまり無いそうです。
同じ難民でも、東南アジアは援助物資をもらうと周りの人たちと分け合うことを自然に
するんですが、アフリカの難民キャンプでは、そういったことが一切無いそうです。
⑥上記のように "分け合う" という意識が無いためかも知れませんが、先進国から
援助物資が届いても援助を必要としている地域まで届くのはホンのわずか。
物資が届くと、まず政府の高官や役人が自分の欲しいだけを取って、残りを倉庫へ。
そこで倉庫の担当者が自分の分を取って、運送担当者へ。
次は運送担当者が自分の分を取って...
⑦国連にしてもNGOにしても援助しようとすれば
先方の国の窓口となる担当者と交渉する訳ですが、
腐敗役人になってしまします。
自分たちは豊かな生活をしているので国民の窮状は
全く把握していない。
自分たちのフトコロを肥やすようなプロジェクトなら
OKだが、難民のためになっても自分たちに利益が
回って来ないようなプロジェクトは認めないし、
そういったプロジェクトがあると軍を使って妨害する
ことさえあるそうです。
⑧上記のような状況では、やはり "教育" を普及していかなければならないのですが、
どこの国も財政が破綻していて教育の予算を取れない。
また、国民が賢くなるのは困る。
住民は住民で、重要な働き手である子供を学校に取られては困る。
この話を聞かせてくれた友人は、志高くアフリカに行って 9年。
でも "もう疲れた" ということで今回の帰国は本格的に帰国するための下準備のためです。
アフリカの未来は、まだまだ前途多難なようです。
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